Hatena Motesugi

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ヒトから買う♪

住宅展示場の営業が、買うか買わないか分からない客に時間を割く事が無駄だと言っていた。買うか買わないか分からない未来のお客様のために営業マンはいるのだと思う。売れるか売れないか分からないあなたを会社は社員として雇ってくれただろう。もちろんノルマもあったかもしれないが、基本的な考え方がイマドキの営業マンは違うなぁと思った。

鰻を見ない理由

土用の丑の日を前に鰻商戦が活発になる。まぁこれは平成までの話だ。近年のフードロスの問題から過度な販売競争が行われなくなったのなら、みんな立派だなぁと思うけど、実際には鰻がいないという問題の方が深刻だ。去年あたりからは中国、台湾をはじめとする海外の鰻も高騰し、コロナ禍で輸入が難しくなった事や為替の問題もあるが、為替の問題はもう少し後からやってくる話だ。いま現在、国産と中国産の鰻との価格差があまりない。国内の養鰻業は今どうなっているのか?今年のシラス鰻が少なく出荷調整が1年前からずっと続いている。今年は鰻があるが、来年はさらに少なくなるのかと思うと、飼料高騰、光熱費原油高騰、考えるだけでゾッとする。飲食店の引き合いが弱い今でこその今の値段だ。少しでも外食産業の景気が回復してきた場合は価格はさらに跳ね上がるだろう。まぁとにかく、今年は鰻を食べた方が良いと僕は思う。オススメはごまかしが効かない白焼きが良い、わさび醤油や柚子胡椒で食べたら最高だ。バーベキューで炭焼きにすればa5の牛肉が霞むくらい鰻の白焼きは美味い。

生産者の声♪

コロナでモノが売れない。そんな時に買って応援が流行った。とにかく直販は売れた。あと小売店が無駄に高く値付けした品物の30%オフとか飛ぶように売れた。あれから2年が経ち、未だにコロナで売れないから助けて欲しいという生産者がいる。しかもオーガニック系だ。いや待て、オーガニック系の需要はむしろ強いはずだぞ。って思いSNSを見てみると、やはり値上げが強いのです。消費者はちゃんと比較しているのです。こだわりの◎◎がというが、消費者は食べ比べて他を選んだのです。作り手はどうしても自分を認めてもらいたくなるものです。物販に関しては決めるのは消費者なのです。いいのに売れないはない。これが現実なのです。僕は生産者の味方ですよ。もちろん消費者の味方でもあります。みんなが上手くいく唯一の方法が価格なのです。売れる価格が正しいのです。

メンマつくり

メンマを作っていて思う事は自分は素材屋なんだなぁと。タケノコを塩漬けして乳酸発酵をかけて干す。ここまでが僕の仕事だ。乾燥メンマを水で戻して味付けをするのは、僕の仕事ではないと言う事だ。自分の仕事を明確にする。他人の仕事には手を出さない。これが僕の線の引き方だ。線引きできない人が多い。ここ重要な所なんだが。

仕事と恋愛♪

仕事と恋愛は似ている。常に僕は相手を考えて行動している。人により恋愛観が違う様に仕事に対する気持ちも違うだろう。ここまではしてあげたいなぁ。そんな気持ちで仕事をする事が多い。例えば相手に伝わらなくても、僕はこうしたい、ここまではやりたいなぁってのがある。寄り添う気持ちみたいなものだ。仕事と恋愛は似ているから、逆に考えればジャンク脳にも陥りやすいから危険だ。ブラック企業のそれが分かりやすい。DV夫婦や腐れ縁の関係、カラダだけの関係なんかも、独特な仕事関係にも似ているかもしれない。仕事に対する気持ちを恋愛観で見ると男女差も露骨に表れるかもしれない。相思相愛は珍しく、片思いの方が幸せだったりするのかも知れない。ただやっぱり僕は相手を想い見返りを求めず、自分が納得する線引きを大事にしていると思う。もしかしたら、この線引きは自分を守る為にあるのかもしれない。会社勤めの時は、ブラック企業の中でも一際輝く漆黒のブラック店長だった。鬼軍曹よりも厳しい絶対正義の人だったと思う。個人事業主となってからは少し違った考え方になった。ここまでやって伝わらないのなら諦めよう。ただし、僕は諦めの悪い方だと言う事だ。成功するまで諦めないこと。この考えを昔はお茶目に、性交するまで諦めないと言っていたけど、本当は性交したからと言って何かが変わるわけでもない。そこはゴールでも何でもないのだから。ジャンク脳に陥るリスクは仕事にも恋愛にもあるだろう。だからこそ、自分の柱をしっかりと持つべきなんだろうと思う。崩れない為に、燃え尽きない為に。

生産直売とパパ活♪

生産直売って極論で言うとパパ活と変わらないよね。流通における1番大事な真ん中を飛ばす事になる。市場や問屋があり販売店がある。この真ん中で品質や価格の調整が行われて全量買取が成り立ち生産者は安定した収入を得る事になる。商売の流れは山から川を経て海に通じる水の流れに似ているのだけど、真ん中を飛ばす生産直売は常に集中豪雨型であり、人間で考えるなら、暴飲暴食そして下痢って感じの話なのです。生産直売で喜ぶのは宅配便事業者だけなのです。生産者であっても、販売を店を構えてちゃんとやるとなると、今度は生産者と販売者と言う二つの仕事をする事となり、その時に初めて販売者の大切さが分かるのです。この真ん中の大切さを語る流通アナリストは皆無であり、世の中はタベチョクが素晴らしい、メルカリは素晴らしいと今欲しいモノとカネになってしまうのです。いまはまだタベチョクもメルカリも生産者側が少なく購入者側が多いためバランスが取れていますが、売り手が多くなってくると生産者側は一気に苦しくなり昔は良かったなぁとなります。流通とは需要と供給の話なので売春に例えると一気に分かりやすくなります。売春は人間社会の原点だからね。

お客様の声は逆効果♪

SNSでお客様の声を必死に書く人がいる。それは逆効果ですよ。一般的なコンサルは、お客様の声は集客に効果がありますと言います。でも実際は逆です。売り手や作り手が伝える事は、真実を丁寧に伝える事が一番です。お客様の声を伝える方でクレームまでキチンと上げてくる方はいますか?説明不足で、こんな事がありました。これからは気をつけますね!みたいな投稿をする人はいますか?良いことばかり並べる人。もちろんSNSブランディングにおいて、悪い事を書く必要はありません。だけど、お客様の事をわざわざ記事に上げるという事は、自分のこだわりに自信がない証拠でもあります。まっそんな感じで、過度なお客様の声の投稿は、その人自体を信じるに値しない人に繋がりかねないので、心当たりがある人は気をつけましょう。営業マンとして、常に自分を律して行動した経験。売れた事やお客様の評価は、ありがとう!って気持ちで受け止めて、次にキチンと進むこと、過去に囚われないようにすること。この経験から、お客様の声は他人に話す事ではない。販売に繋げる為に語ることではないと僕は考えています。